自由診療について

インプラント

インプラント(人工歯根)とは、歯が抜けてしまったところの骨にネジ(フィクスチャー)を埋め込んで、そのネジを土台にして人工の歯を装着する治療法です。最新の歯科治療として現在注目をあびている治療法のひとつです。

強度や耐腐食性に優れており、何らかの原因で歯を失ってしまい、義歯やブリッジ等にしたくない方にお勧めです。

治療の流れ
①初診
治療についての相談と説明
②診査
病歴や健康状態の問診、口の中の検査、レントゲン撮影、歯形の採取
③診断
治療方針の決定と説明
④手術
インプラントのネジ部分(フィクスチャー)を骨の中に埋入
埋入手術は、局所麻酔で行います。
埋入後、やがてインプラントは周囲の骨と結合し、安定します。
⑤結合
約6週間から24週間待つ

ネジ部分と骨が結合するまでの間、定期的に検診を行い、インプラントの状態をチェックします。約6~24週間でインプラントは周囲の骨と完全結合されます。

⑥セット手術
ネジ部分の上部に人工の歯を装着
⑦メンテナンス
健全に長く機能させるため手入れをする
インプラント手術後の注意点
手術部位に義歯をはめている患者さんは2~4週間、義歯の装着はやめてください。
うがい・歯磨きを十分にしてください。日頃のメンテナンスで歯の状態が大きく左右されます。
施術部位が腫れることがあるので、注意してください。
外科手術後、1~2週間、発熱することがあります。
タバコは控えてください。喫煙すると血流が悪くなり、歯周病になりやすくなります。
Case 1
インプラントの主な特徴
ブリッジのように健康な歯(両脇の歯)を削る必要がない。
咀嚼能率(ものを噛み砕く能力)が高い。
自分の歯と同じような感覚でものを食べることができる。
衛生的で不快感がない。
見た目が良い。
Case 2
Case2は連続した部分にインプラントを埋入する場合。
歯肉が回復するまで仮歯を入れて様子を見る。